【自分に自信がない人】めんどくさい理由と誰でもできる自信回復法

「自分に自信がない人」

「めんどくさい」

「イライラさせてしまう」

自分に自信がない人になってしまった原因や特徴と、自信を持つための具体的な6つの方法を紹介します。

自分に自信がない人は、周囲の人からめんどくさいと思われがちです。

なぜ自分に自信を持てなくなってしまったのか？

そこには、幼少期の育ちや自己肯定感の低さ、他人の目を過剰意識など、6つの主な原因があります。

こういった疑問を深掘りしながら、他人に迷惑をかけて苦しい気持ちになる理由や、具体的な改善策を提案します。

自分自身や周囲の人間関係を見つめ直し、前向きな一歩を踏み出すきっかけとなる情報を提供しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

自分に自信がない人がめんどくさい理由

自分に自信を持てない人の特徴、10コ

自分に自信を持てない人には、いくつかの共通した特徴があります。

こうした特徴は、本人の行動や思考に深く影響し、自己肯定感を低下させ、どんどん深みにハマっていきます。

このような状況になると、仕事だけでなく、恋愛や日常生活にも悪影響を与え、人間関係に亀裂が走ってしまいます。

ただ、日本人には、自分に自信がない人が多いのは国民性なのかもしれません。

高校生のアンケートですが、アメリカ、中国、韓国と比べて、自己肯定感が低い傾向にあります。

大きな原因は6つ

自分に自身を持てないようになってしまった人の原因は、大きく分けて6つあります。

原因は幼少期の可能性

幼少期の家庭環境や教育が、性格全般に影響を与えますが、自信の形成にも大きな影響があります。

理由は様々で、親や周囲の大人からの否定的な言葉や過度な期待による挫折、過保護、過干渉などにより、自信がなくなったりみずから行動するエネルギーが奪われます。

幼少期に受けた影響は、本人が憶えてないにも関わらず、その後の長期間にわたって無意識の行動パターンに影響を与えます。

たとえば、親からの次のようなマイナスの言葉が影響していると考えられます。

なにかやるたびにこう言われたり、毎日おなじようにこのように言われ続ければ、大人だって自信がなくなるのはおわかりになるはずです。

それが、なんの判断力もない子供がずっと言われ続けると想像してみてください。自信なんて持ちたくても持てません。

また、幼少期にほめられた経験や成功体験がない場合、自己評価の基準が作られないまま成長することになります。

こうした環境で育つと、自己肯定感を持つ基盤が弱くなり、社会に出ても他人の評価に依存する傾向が強まります。

その結果、ちょっとした批判や否定的な意見でも大きなダメージを受ける可能性があります。

過去の失敗や否定的な経験

過去の失敗に対する恐れが強すぎると、自信の欠如を生みます。

失敗体験が頭にこびりつき、「また失敗するかも」とついついおもって、次のチャレンジを躊躇する原因となります。

特に、失敗をみんなから笑われたり責められたりした経験が、自信喪失の引き金になります。いわゆるトラウマのようなものです。

たとえば、学校での発表中に笑われると、人によってはエネルギーに変えておちゃらけたりすぐに忘れられますが、人によっては萎縮して何も言えなくなってしまいます。

そういう人は、たとえ1回でも人前で話すことに恐怖を感じ、次第に避けるようになります。

このような失敗体験で自信がなくなっても、大人ならなんとか復帰できますが、子どもは復帰どころか下がる一方です。

さらに同じようなシチュエーションを繰り返してしまうと、「僕はダメだ」という自分の能力を否定する思考習慣が根付いてしまいます。

このような恐怖心により、何か新しいことをやりたいと思わなくなり、なるべく目立たないように、なるべく人のなかにうもれようという姿勢になります。

否定的な経験は、自己防衛の意識を高める一方で、自己表現や積極的な行動を抑える働きをします。

結果として、自分の可能性をどんどんなくしてしまい、『チャレンジしない⇒成功しない⇒落ち込む』の悪循環ループに陥って自信をなくしてしまいます。

自己肯定感の低さで自分を認められない

自分の考えや価値観を否定しているのが、「自己肯定感が低い」状態です。

「僕はダメだ」「やってもできない」「できるはずがない」と思い込んでる状態です。

そういった自己肯定感が低い人は、自分の努力や成果を認めることができず、常に自分を過小評価してしまいます。

たとえうまくできても「誰にでもできるよ」とか、感謝されても「とんでもない、何もしてない」と心のなかでかんじてしまいます。

そういった人は、何回成功が続いても自分を認められず、成功した理由を運とか人のせいにしてしまうので、自信にならないんです。

過剰な謙譲や自己卑下は、自分自身で自信を捨ててるようなものです。

他人の目に映る自分を意識しすぎる

自信がない人は、自分が見てる自分よりも、他人の目に映る自分を気にします。

言い換えれば、他人軸で自分を見てるんです。

そういう人は「どう見られてるのか？」「どう思われてるのか？」を気にしすぎて、手も足も一歩前に出すのが難しくなってしまうんです。

他人の評価を過剰に気にする人は、常に監視されているように感じ、自由に振る舞えません。

この意識過剰が、自分らしさを抑え込んで自信を奪います。

過度な他人軸は、心の自由を妨げる大きな要因です。

たとえば、初デートのときに、「自分が着てきた服装を見て、センスがないと思われないかな」と考えてしまい、結局当たり障りのないダサい服装になってしまった経験、ありませんか？

他人の反応を勝手に気にすることで、相手は何も思わないのに、自分自身で可能性を閉じ込めてしまうんです。

仕事や人間関係でこのように考える人は、他人の期待や評価に振り回されてしまいます。

自分自身の想像で、自信を捨てているんです。

ネガティブな口調や思考習慣

日常的に「どうせ無理」「自分なんて」といったネガティブな言葉を使ってると、知らず知らずに、自分自身を否定する思考パターンが形成されます。

幼少期に言われた「やっちゃダメだ」「お前には無理」と同じことで、そう思うたびに、「お前はダメだ」と自分自身に無意識に言い聞かせてるんです。

この思考パターンは自信をどんどん無くす方向に働き、行動の抑制にもつながります。

自分で自分の悪口を言ってるようなものなんです。

ネガティブな発言は、自分の意識だけでなく周囲にも影響を与えます。

「どうせ無理」「僕なんて」を聞いた周りの人は、「あ～、またか」「めんどくさいな～」と必ず思うはずです。

そう思った周りの人のやる気を失わせ、あなたに対するイメージはどんどん下がっていきます。

外見やスキルへの過剰な不安

自分の外見や能力を過度に低く見てしまうことで、自信はなくなります。

「なにもできない」「やる力も能力もない」・・だから失敗するんだと、すべて自分のせいだと思ってしまうんです。

その結果、自信はどんどんなくなっていきます。

たとえば、新しいプロジェクトで失敗すると、たとえそれが相手側のせいだとか違う人のミスだったとしても、「自分のスキルでは足りなかったせいなのでは？」と重く感じてしまいます。

また、「また、失敗するんじゃないか」と不安に思ってると、人の5倍時間がかかったり、まったく進まなかったりしてどんどん嫌われていってしまいます。

こういった状態は、いわば被害妄想みたいなものです。

なるべく早く、自分自身の能力やスキルを正確に見積もる必要があります。

仕事も人間関係も苦しい気持ちに

自信がないと、仕事でのパフォーマンスや人間関係に悪影響を与えます。

上司や同僚とのコミュニケーションがぎこちなくなり、信頼関係を築きにくくなり、自己主張ができずにストレスをためてしまいます。

こうした状況が、職場での孤立感やモチベーションの低下を引き起こし、苦しくなってしまいます。

たとえば、仕事で自信がないひとは、上司の言われるままに仕事をしていると、なんでも押し付けられてしまいがちです。

それにたいして、文句も言えないので、どんどん疲弊して苦しくなっていくんです。

参考：優しすぎる人を辞めるには？

仕事で迷惑をかける？

自信のなさから、必要以上に周囲に気を使ったり、逆に萎縮してしまったりすることがあります。

その結果、同僚や上司に負担をかけてしまい、さらに自信を失う悪循環にハマってしまいます。

自信がないことで重要な役割を避ける傾向もあり、評価されるチャンスを逃すことにもつながります。

たとえば、プロジェクトのリーダーを任された際には「自分には無理です」と断ってしまいがちで、結果的に成長の機会を失ったり、プロジェクトの進行自体を止めてしまいがちです。

一人の自信のなさから、会社全体に迷惑がかかることもありえるんです。

自信がない女性はめんどくさいと思われる

自信がない女性は、他人に依存しやすくなる傾向があります。

そのため、周囲から「めんどくさい」と思われることがあります。

そういった人は、「ダメ」とか「辞めておいたほうが」とアドバイスしても、自分で思ったことを中々変えない傾向にあるからです。

たとえば、恋人が何人もいる男性に依存してる女性は、「辞めておいたほうが良い」といっても、「私にはあの人が必要なの」とか「私だけにやさしいの」と言いがちです。

また、食事をどこにするか聞いた時に、毎回「どこでもいいよ」と答える女性は、男性側の負担をわかっていない事が多いです。

自信がない女性は、相手に合わそうとしたり、自分の意見を持たない方が多いので、男性からは「めんどくさい」と思われがちです。

周りの人がイライラするから攻撃的になる

自信がない人は、自分の弱さを隠すために他人を攻撃したり、逆に自己卑下を繰り返したりすることがあります。

このような態度が周囲の人をイライラさせる要因となります。

他人との衝突が増えることで、さらに自己評価が下がる悪循環を生むことも少なくありません。

たとえば、会話中に「どうせ私なんて」と何度も繰り返すと、相手は慰めるのに疲れてしまいます。

慰めるのを辞めると、途端に「なんで？」と怒り出したりするのでやっかいです。

また、自信がないことが原因で他人の成功や意見に対して攻撃的になるケースも見られます。

たとえば、他人の成功話に対して皮肉を言ったり、自分と比較して劣等感を抱いたりすることです。

このような態度は場の空気を悪くさせ、人間関係を破綻させるきっかけとなります。

自信がない人あるある

自信がない人あるあるを載せておきます。

自分に自信がない人はめんどくさい！誰でもできる自信回復法

自分に自信がない人が、自信を回復するには、次の5つの方法があります。

小さな目標を設定して成功体験を積み重ねる

成功体験を積むことで自信を育むことができます。

日常の中で小さな目標を設定し、それを達成するたびに自分を褒める習慣をつけましょう。

具体的には、「今日は早起きする」「上司に一つ提案してみる」などのベイビーステップを考えましょう。

小さな成功体験が増えると、「自分にもできる」という感覚が芽生え、より大きな挑戦への自信も生まれます。

また、これらの体験は積み重なることで、大きな成功へのステップとなります。

成功体験を記録するために、日記やメモを活用するのも効果的です。

自分の強みや魅力を再発見する

自分の強みや魅力に目を向けることで、自己肯定感を高められます。

そのためには、ブレインダンプが便利です。

ブレインダンプは、紙に自分の得意なことや褒められた経験、持ってるスキルを書き出す方法です。

どんな小さなことでもいいので、生まれてから今までの間に、褒められたことや得意なこと、良かったことなどを頭の中から絞りだして書きましょう。

書き出し終えたら、あなたは自分自身の可能性に気づけるはずです。

また、他人からの意見を取り入れることも有益です。

恥ずかしいかもしれませんが、「私のどういうところが素晴らしい？」と聞いて周り、言われたことをリストアップしていきます。

他人からの指摘によって、あなたの価値を再確認できます。

ネガティブな口グセは禁止！魔法の言葉を使う

ネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換えるだけで、思考や感情が大きく変わります。

ネガティブな言葉とは、次のようなものです。

もしも、自信を取り戻したいのでしたら、上記の言葉は今日から絶対に使ってはいけません。

万が一、うっかり使ってしまったら、「今のナシ」といって、真逆のポジティブな言葉を3回言いましょう。

ただ言い換えるだけですから、何も難しいことはないですよね。

お金もかかりませんし、時間もほんの数秒だけです。

本当に自信を取り戻したいのでしたら、今からやりましょう。

環境を変えて自然にポジティブに

環境を変えるのは、自分に自信を持つための大きな一歩です。

現在の環境は、あなたは何も感じてないかもしれませんが、自然にネガティブな影響をもらっているんです。

あなたは、それに気づいてないだけです。

変えなければいけない環境は次のとおりです。

人によって変えやすいものもあれば、変えにくいものもあります。

ただ、これらを変えることによって、考え方が変わり、行動が変わり、週間が変わり、人格が変わり、運命が変わります。

自身を失いやすい人は、自信を失いやすい環境にいるだけなんです。それを壊すのが一番初めにやるべきことです。

たとえば、将棋がうまくなろうとサークルに入った時に、1人しかいないサークルに入ってもあまり効果ないですが、100人以上いるところにはいれば、どんどん上達するはずです。

また、5人の仲間がいて、毎晩飲み歩いてるような仲間たちだったら、お金はたまりませんしお金もたまりません。

でも、その5人がホリエモン氏、孫社長、ビル・ゲイツ氏、イーロン・マスク氏、バフェット氏だったら、どうでしょう？

あなたが気づいていない以上に、あなたの周りにある環境はあなたの自信を失わせるような環境になってるはずです。

姿勢と話し方を変えて感情をリセット！

姿勢や話し方は、あなたの感情や自信に驚くほど大きな影響を与えます。

見た目や話し方が整っていると、自分自身に対して前向きな印象を抱くことができ、それが自然と内面的な自信にも繋がります。

逆に、姿勢が悪かったり、話し方が消極的であると、無意識に自己評価が下がりがちです。

たとえば、TVによく出てくる大企業の社長の姿勢や話し方を思い出してみてください。

先程、例に挙げた5人、ホリエモン氏、孫社長、ビル・ゲイツ氏、イーロン・マスク氏、バフェット氏はどうですか？

自信なさそうに小さな声で話してるホリエモン氏なんて想像できませんよね。

姿勢と話し方はそれだけ重要なものなんです。

それぞれについて詳しく見ていきます。

姿勢を改善する

まず、姿勢を改善することの重要性についてです。

猫背や肩を落とした状態でいると、身体的な疲労感が増すだけでなく、気分も沈みがちになります。

背筋を伸ばし、胸を張るように意識するだけで、自信に満ちた印象を周囲に与えられます。

また、正しい姿勢は呼吸を深くしやすくする効果もあります。

深い呼吸をするとリラックス効果が得られ、ストレスが軽減されるため、心が安定しやすくなります。

試しに鏡の前で姿勢を整え、深呼吸をしてみてください。

それだけでも心が軽くなり、前向きな気持ちになれることを実感できます

話し方の改善

次に、話し方についてです。

話すスピード、声のトーン、言葉の選び方は、自分の感情や他人への印象に直結します。

まずは、ハキハキとした話し方を心がけましょう。

自信を持って話すと、自然と声のトーンが安定し、周囲の人にも信頼感を与えることができます。

また、ポジティブな言葉遣いを意識することも大切です。

例えば、「無理かもしれない」と言う代わりに「挑戦してみたい」と言い換えるだけで、気持ちが大きく変わります。

こうした言葉遣いの改善は、日常生活の中で少しずつ試すことができます。

パワーポーズの利用

さらに、姿勢と話し方を組み合わせた効果的なアプローチとして、「パワーポーズ」を取り入れることをおすすめします。

パワーポーズとは、1人になれるような場所（たとえばトイレの個室）で2分間、足を開いて両手を腰に当てるなど、開放的で広がりのあるポーズを取ることです。

そうしたポーズを取ることで、脳内のストレスホルモンが減少し、自信を司るホルモンが増加することが心理学的にも分かっています。

ロッキーのポーズ、なかやまきんに君のポーズ、ボディビルダーのポーズ等いろいろあるので、試してください。

話すときの間のとり方

また、話し方を変える際には、「間」を意識することも重要です。

早口で話すと、相手に不安や焦りを感じさせてしまうことがあります。

ゆっくりと落ち着いて話すことで、聞き手に安心感を与え、自分自身も冷静さを保つことができます。

鏡の前で練習したり、録音して自分の声を確認することで、話し方の改善に役立ててください。

姿勢と話し方を意識的に改善すれば、感情をリセットできて、日々の生活に自信を取り戻すせます。

これらは簡単に取り組める方法でありながら、その効果は非常に大きいです。ぜひ、今日から試してみてください。

自信があるフリをするのが一番！（モデリング）

自信を持てないと感じるとき、自信があるフリをする——いわゆる“モデリング”という方法が効果的です。

このアプローチは心理学でも裏付けられており、行動が感情や思考に影響を与えるという理論に基づいています。

自信がなくても、あたかも自信に満ちているかのように振る舞うことで、なぜか自然と本物の自信が芽生えてきます。

モデリングとは、成功している人や自信を持っている人の行動や仕草、考え方を観察し、それを模倣することです。

これは単なるモノマネで十分です。

たとえば、モデリングしたい人の姿勢、話し方、歩き方を参考にして、自分の行動に取り入れます。

この方法が効果的である理由は、身体と言動が感情に与える影響が大きいからです。

たとえば、堂々とした姿勢を取ると、それに伴って脳が「自信を持っている」と錯覚するようになります。

この現象は“フェイクイット’ティルユー’メイクイット（Fake it till you make it、叶うまでそのフリをしよう！）”と呼ばれ、心理学の研究でもその有効性が支持されています。

ある研究では、実験参加者に自信のある人のように振る舞うよう指示したところ、自己評価が向上し、実際のパフォーマンスも改善したという結果が得られました。

これは、行動を変えることで内面の感情や思考も変化することを示しています。

モデリングのやり方は超かんたんです。

モデリングとは、いわゆるモノマネなので、体の動かし方はもちろん、話し方や着るもの、習慣などもまねた方が良いです。

自信があるフリを続ければ、次第にその行動が習慣化し、実際の自信へと繋がります。

結果として、仕事や人間関係、プライベートな場面でもポジティブな変化を感じられます。

自信は、待っているだけでは手に入りません。

行動を変えることで、自分の感情や思考をリードし、理想の自分へと近づいていきましょう。

モデリングは誰にでもできて、無料でできます。ぜひ今日から試してみてください！

まとめ：自分に自信がない人がめんどくさいと言われる理由とその特徴

この記事のまとめです。