職場の飲み会って行くの嫌ですよね。
もしかしたら、飲み会は強制参加だとか言われてませんか?嫌々ながら参加してませんか?
じつは、飲み会の強制参加はパワハラにあたりますし、裁判で会社側が敗訴している案件です。
結論としては、就業時間後の飲み会の基本は自由参加です。飲みたければ行けばいいだけです。
ただ、断るとなにか言われるし、断りづらい雰囲気もあるので、そう簡単には断れませんよね。
そこで、飲み会に参加しなくてもいい理由と、しつこく誘われない断り方を紹介します。
そこで、なぜ馴れ合いは悪いのか、どうやって対処していけば良いのか説明していきます。
- 職場の飲み会は断ってもいい理由
- 会社の飲み会に行きたくない理由
- 飲み会に行かなくても嫌われない方法
- 最近は新人も会社の飲み会にあまり行かないらしい
- 飲み会来ない男性も増えてきている
- 飲み会をスマートに断る方法
職場飲み会に一切いかなくても良い。罪悪感もいらない
私も会社員時代、良く飲み会を企画しました。
回数も決められていて強制参加に近かったので、面白くなるようにいろいろ工夫しました。
でも、これからは変わっていくのではないでしょうか
- 職場の飲み会は断ってもいい理由
- 断りづらいのも事実
- 飲み会に行かない人の特徴
- 行きたくない理由
- 来ない人の悪口を言うのが嫌だ
- 正直言って面倒くさい
- 飲み会にいかないと孤立しそうだけど?
- 飲み会に来ない男性や新人が増えている
職場の飲み会は断ってもいい理由
会社の飲み会へ強制参加させらることは、労働基準法違反にあたります。
厚労省から発表されれてる労働基準法です。
労働基準法第32条(一部)
第三十二条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。
② 使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、労働させてはならない。
引用元:厚労省
通常の飲み会は仕事が終わった後に行われますので、仕事の時間外のことになります。
ですが、強制参加となると勤務と同じことなので、労働時間外の勤務にあたります。
勤務となると賃金が発生しなくては行けないのですが、もちろん支払われることはないので、賃金無しの労働なので違法となります。
ですから、職場の飲み会は強制と言われても、仕事ではないと断っても良いことになります。
断りづらいのも事実
ですが、断りづらいのも事実です。
会社によっては会費として給料から天引きされる仕組みになってるところもあり、行かないと損だと感じます。
もちろん、参加しないことでの孤立してしまったり、白い目で見られるという社風の会社もあります。
お酒が飲めなかったり、プライベートを搾取されたくないひとは、どうやって断ろうか、毎回悩んでることが多いです。
強制の飲み会はパワハラ?
厚労省から、ハラスメントの注意が発表されています。
引用元:厚労省
このチラシの中には、パワハラの定義が書かれています。
「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適
引用元:厚労省
正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は就業環境を悪化させることです」
「行きたくない」「嫌だ」という気持は精神的な苦痛そのものです。
また、法律として、労働施策総合推進法の第30条の2第1項で、「パワハラ(パワー・ハラスメント)」に該当する行為の要件がしっかりと書かれています。
引用元:e-GOV法令検索
- 職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であること
- 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものであること
- 雇用する労働者の就業環境が害されること
飲み会への強制は、このすべてに当てはまります。
もちろん法律でしっかりと決められていますので、労働者から会社へ損害金を請求することもできます。
実際に、東京高裁平成25年2月27日の判決で、上司による飲酒強要などパワハラを受けた労働者について、肉体的・精神的苦痛による150万円の損害を認定し、上司本人および会社に対してその支払いが命じられました。
飲み会に行かない人の特徴
飲み会に行かない人は特別なひとではないです。主な特徴は3つあります。
- プライベートを大事にする
- 人間関係がわずらわしい
- お酒が飲めない
逆に飲み会をやりたい人の特徴もあります。
- 飲むのが好きなひと
- 飲みニケーションを信じてるひと
- 昔ながらの典型的な上司
わたしの会社にも飲み会に必ず来なかった人がいました。
昭和の頃だったのでかなりの強制参加だったのですが、その人はしっかり断っていました。
その人は自己管理がしっかりしており、自分の意見をしっかりと持ってました。
理由をそっと聞いてみると、やっぱり「くだらないじゃん」とだけ言ってました。
会社もそのうち誘わなくなりました。
飲み会に行きたくない理由
職場の飲み会に行きたくない理由をいろいろな人に聞いてみました。
- 仕事としか思えない
- プライベートが削られる
- 面白くない
いちばんの理由は、面白くないということです。
60代からは説教や昔話、自慢話だし、30代、40代からはセクハラ、パワハラ。
飲み会の時間は苦痛以外の何ものでもないというのが本音です。あなたも同じですか?
来ない人の悪口を言うのが嫌だ
飲み会に参加しない人に対する悪口も、飲み会に参加したくなくなる理由のひとつです。
酔っ払ってくると、参加しない人に悪口の集中砲火が始まることがあります。酔うと歯止めがきかなくなるんですね。
それを聞いているのも苦痛の一つです。
正直言って面倒くさい
そもそもですが、会社の飲み会って、チョー面倒くさいです。
- お酌をしないといけない
- 社長の横は美人
- 盛り上げる人はいつも宴会部長
- いつも同じ人をからかって盛り上げる
- 結局は同じメンバーで固まる
そもそもですが、貴重な2時間、3時間を好きでもない会社の人と一緒にいるのが苦痛なんですよね。しかも、お金を取られて。
飲み会にいかないと孤立しそうだけど?
飲み会に参加しないことで職場で孤立してしまうこともあります。
内輪話についていけなかったり、のりが悪いと思われがちです。
そういうことを上司が先頭きってやるので始末が悪いです。
飲み会に来ない男性や新人が増えている?
最近では、職場の飲み会に参加しない男性や新人が増えているという話もよく耳にします。
同時に、職場の生産性とか統一感も失われてることも耳にします。
飲み会は自由参加であるべきですが、職場の生産性が落ちてしまったら元も子もないです。
飲み会に頼らずに職場の意思統一やモチベーションをアップさせる施策をカンがていく必要があります。
職場飲み会には一切行かなくていい。その断り方を詳しく
- 成功者は飲み会などに行かない
- 行かなくても印象を向上させる方法
- 行かなくても嫌われない方法
- 断る理由をうまく伝える方法
- 受け入れられやすい断る理由は「家族」
- 断り方のNG
成功者は飲み会などに行かない
飲み会に参加しないことがキャリアに悪影響を与えると思われがちですが、実際には多くの成功者が飲み会を避けることで成功を収めています。
例えば、著名なテクノロジー企業のCEOや創業者たちは、飲み会よりも自己啓発やビジネスの構築に時間を費やすことを選びました。
あたりまえですよね。飲んでいたって会社は成長しません。
多くの成功者が共通してるのは、目標に対して集中し、その達成のために必要な活動に時間を割くということです。
行かなくても印象を向上させるたったひとつの方法
飲み会に行かなくても印象を向上させる方法はあります。
それは成績を上げることです。
よく言われるのは、飲み会以外で積極的にコミュニケーションをとり、チームに貢献する機会を増やせばいいと言うことですが、大きな間違いです。
会社内でトップに近い成績を上げていければ、誰も何も言わなくなるのは当たり前です。
行かなくても嫌われない方法
トップになれない場合は、飲み会の招待を丁寧に断ることです。
断る際には、感謝の気持ちを示しつつ、自分の事情や理由を誠実に伝えることです。
「今回は残念ですが、家族の用事があり参加できません。次の機会にはぜひ参加したいと思っています」
「いつも誘ってもらって申し訳ありません。やむを得ない事情がありまして。すみません」
「結構です」「嫌です」「行きません」と断ると角が立ってしまいますが、感謝を込めて、申し訳ないと一言添えることで、関係を維持することができます。
断る理由をうまく伝える方法
飲み会への不参加理由をうまく伝える方法には、早く、直接、申し訳なく、この3つです。
飲み会が発表されたらすぐに幹事に会いに行って、直接断りの一報を、申し訳なさそうに話すということです。
幹事がずっと同じなら、そのうち顔を見るだけでわかってもらえるようになります。
断る理由も大切です。
受け入れられやすい断る理由は「家族」
飲み会の断り方で、受け入れられやすい理由は家族です。
- 子どもの世話
- 配偶者の世話
- 親の世話
- 次の日の家族の予定
- 家や地区の用事
家族のことを言われたら何も言い返せません。
特に強烈なのは、親の介護ですね。これは1回断るだけで、その後もずっと何も言わなくても向こうから断ってくれるはずです。
断り方のNG
逆に、言ってはいけない断り方は、
- 曖昧な返事をする
- 行きたくないという
- ドタキャンする
- バレるウソを言う
- 社外は付き合わないという
身も蓋もない言い方をすれば、あいてもカチンとききますので、喧嘩になってしまいます。
まとめ:職場の飲み会に一切行かなくてもいい理由とスマートな断り方
この記事のポイントをまとめます
- 職場の飲み会は断っても良い
- 好きだったらどんどん参加するべき
- 個人の時間の大切さやプライベートを尊重する文化が広まっている
- 職場の飲み会の参加が業務の効率向上には直結しない
- 飲むなら仲間と飲みたいというのが本音
- 会社によっては強制的に給料から天引きする仕組みがある
- 孤立する風土が残っている会社も存在する
- 会社の飲み会は仕事ではなく、個人の自由意志が尊重されるべき
- 厚労省からはハラスメントに関する注意が発表されている
- 飲み会への強制は「パワハラ」に該当する
- 飲み会に強制参加させられて裁判を起こした人がいる
- 飲み会に参加しない人は自信を持つことが大切
- 飲み会に来ない人に対する悪口も、参加したくなくなる理由の一つ
- 飲み会がチームビルディングの一緒とされるが、これは誤解
- 飲みニュケーションはデマ
- 飲みたいひとがみんなで飲みたいだけ
嫌なことをされる会社は辞めた方が良いですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。