「生き方がわからない!」
「何をしたらいいのか?」
「なんか疲れた・・・」
と思ってる40代は多いです。
わたしも同じでした。
40歳を超えてくらいから明日も同じことをしなきゃいけないのかな~と、夜寝る前とか、ふとした時に疲れを感じてため息ばかりでした。
実は、40代になって生き方がわからなくなったというのは、当たり前なんです。
そのために毎日、同じことを繰り返してしまうんですよね。
わたしを含め多くの人は同じような質問をして、同じ行動をします。
脳にそのようにプログラミングされているからです。
その方がエネルギーを使わないで済むから。40歳を超えて体が衰えてくると、なおさらです。
そんな生き方がわからなくなってるあなたは、これからの人生を楽しむために、自分の心に別な質問をしなくてはいけません。
本当はなにをしたいのか?
この質問をすることで、あなたは楽しい40代、楽しい人生を過ごせるようになります。
- 人生の楽しさは自分の感情や意味づけによって変わる
- 姿勢や言葉を変えるだけで、気分や人生の捉え方が変わる
- 日常の小さな変化や行動から楽しさを見つけることができる
- 人生の満足感は自分自身の中から探すことが重要
生き方がわからない40代がやっている行動とは?
- 毎日が何をしても楽しくない?
- 人生が好転する人との違いは何?
- 人生に疲れた40代の人が言うセリフとは?
- 手遅れになる前に負のスパイラルから抜け出す方法
- まずは体の健康を取り戻しましょう
毎日が何をしても楽しくない?
生き方がわからなくなってきている40代がやっている行動は、次のような感じです。
- 毎日同じ行動をしている
- イヤだと思っても断らない
- 興味がないことをやっている
- 義務感でやっている
仕事も家庭もすべて、義務感でやってる感じ。あなたもおぼえがないですか。
自分が好きでなかったり嫌なことをやらされていると、はじめは拒否反応を示します。
でも長く続くと、これが普通なんだと嫌な気持ちに気づかないふりをして、慣れていきます。
それが蓄積されてきたのが今のあなたです。
理由もわからないまま人生に疲れたとか生き方がわからない・・と、なんとなく思い始めるんです。
でも、毎日同じことをしてしまうんですよね。
なぜでしょうか?いやなことならやめればいいのに・・・と思いませんか?
実は、その方が楽だからです。
自分の気持ちだけ抑えておけば、それほどエネルギーを使わずにお金を稼ぐことができるからです。
自動運転と同じです。他のことを考えながら、できてしまうんです。
生き方がわからないと悩んでる人に限って、毎日、いやだいやだと思いながらやっている現実です。
人生が好転する人との違いは何?
ここで質問です。
大好きなことをやっていて、生き方がわからない!って悩んでる人を見たことありますか?
プロ野球選手やプロサッカー選手、小説家、経営者など、好きでその道を選んだ人たちは、生き方には悩んでいません。
その道でどうすれば成功するのか?とか、どうやればレベルアップできるのか?を悩んでいます。
言い換えると、ゴールがしっかりしていてそこへたどり着くために考えてるわけです。
その人たちに比べて、生き方がわからないと悩んでる40代はどうでしょう。
ゴールがしっかりとしていなかったり、しっかりとゴールがあったとしてもまったく別の道を歩いているという感じです。
もっとわかりやすく言うと、サッカー選手になりたい人が、毎日、相撲の稽古をしてたら嫌になりますよね。
なんのために相撲の練習してるの?って感じです。
なので、自分が好きでなかったり、嫌なことをやらざるを得ない方たちが、生き方がわからなくなっているわけです。
生き方がわからないとか人生に疲れたって思うときには、ゴールがなかったりゴールに向かってない時です。
それに心が悲鳴を上げているわけです。
それがわからないまま、多くの人は同じようなセリフを言ってるので、更に深みにハマってしまいます。
人生に疲れた40代の人が言うセリフとは?
人生に疲れた人がよく言うセリフは、
- 何が楽しいのだろうか?
- このままの人生でいいのだろうか?
- 本気で人生を生きているのか?
- 人生に嫌気がさした
- 疲れ果てました
- 楽しいものがない
などですね。みなさん、まじめですよね。まじめ過ぎます。
当たり前のことを当たり前に考えているだけです。
そもそも、人間って正直だから、現在の状況の延長で考えてしまいます。
これから何か楽しい事が起きるだろうか? → 今まで何も起きなかったから、これからも起きそうにない
人生、何が楽しいのだろうか? → 今まで何もなかったから、楽しくないはず
本気で人生を生きられるか? → 本気で生きてこなかったから、これからも無理っぽい
確率の問題です。
今まで楽しいことが何度も起きていたら「これからもきっと起きるだろう」と考えるはずです。
パチンコやパチスロだったら、100回に1回当たる台と同じことです。
逆に、1万回まわしても2万回まわしても当たらない台はどうでしょう。
それが今のあなたです。
今まで何もなかったから「これからも起きるはずない」と確信してる状態です。
こんな感じで、ネガティブなセリフを言ってる時に、頭の中ではその質問と答えを毎回繰り返すわけです。
負のスパイラルです。
そもそも、ゴールがなかったり見えなかったりしてるわけですから、楽しいことなんて無いわけです。
疲れないわけがないんです。
手遅れになる前に負のスパイラルから抜け出す方法
では、どうすればいいのかというと、真面目に考えなければいいんです。
生き方がわからない40代がよく言うセリフの所でお話しましたが、みなさん、まじめ過ぎるんです。
マイナスやネガティブな時に、ネガティブなことを考えるのは当たり前で真面目すぎませんか?
自分で自分の首を絞めてるだけです。
真面目に考えずに、もっと適当にちゃらんぽらんに考えましょう。
ずっと負けてる力士や競馬でも勝てるときはあるわけですから。
その時に使うが、「きっと」という言葉です。
なにかネガティブなことを考え始めたら、「きっと」を使ってみましょう。
- 何が楽しいのだろうか?⇒きっと楽しいことが起きる
- このままの人生でいいのだろうか?⇒きっといい人生になる
- 本気で人生を生きているのか?⇒きっと本気で生きれる
朝起きた時に、おそらく「今日も嫌だな」と一番初めに思うはずです。
そんなときに、すぐに「いやいや、きっといいことが起きるはず」と思うことです。
口に出して言ってもいいですし、紙に書いても大丈夫です。
「毎日、何が楽しいんだろう?」と少しでも思ったら、「いやいや、きっと、面白いことがすぐに起きるはず」と思い直すことです。
そんな感じで、すこしでもいいのでマイナスの気分をプラスマイナスゼロのあたりに持っていくことです。
負のスパイラルを断ち切るということです。
ただ、それは応急処置です。この応急処置だけでは「生き方がわからない40代」病は治すことができません。
まずは体の健康を取り戻しましょう
生き方がわからなくなった40代は、ゴールが見えずにどこに言っていいのかわからず、毎日が楽しくないわけです。
さらに、まじめな質問と答えをして負のスパイラルになっていますので、体と脳がとても疲れてるはずです。
- やる気が起きない
- 朝、眠い
- 夜、眠れない
といった症状も、こころの中の問題が体に伝染しているわけです。
なので、まずは体を休めることがとても大切です。
そのための秘訣は、食生活と有酸素運動と睡眠です。
もう言われ尽くしていますので、簡単に説明します。
食生活を改めましょう
食生活を改めるというのは、食事内容です。
野菜を主体の食事に切り替えたり、深酒や毎晩の晩酌はなるべく少なくすることです。
なぜかというと、今のような暴飲暴食深酒などは内臓も疲れるわけです。
腕の筋肉や足の筋肉と同じです。
筋肉痛になると歩いたりするのも嫌になりますよね。
それと同じで内蔵の疲れも脳に信号で送られると、体を動かすのが嫌だと脳が錯覚します。
錯覚とは、「体が疲れた」という理由を「人生が嫌だ」「会社が嫌だ」という理由に置き換えてしまうんです。
「胃が疲れてる」「肝臓が疲れてる」とはわからないからです。
もしもわかったら、病気も早く察知できるはずです。
なので、錯覚させないためにも、疲れた身体を休める必要があります。
そのための体にやさしい食生活です。
有酸素運動を取り入れましょう
運動も同じ原理です。運動をしないと筋肉が弱くなったり、体の中に要らないものが溜まってきます。
気分を発散させるためにも、運動をして全身の血流を活発化させることです。
良い睡眠をしましょう
最近TVで取り上げられることが多いので、これもよくご存知だと思います。
睡眠はとても大切なものです。
人間は寝なければ亡くなってしまいます。
毎日5時間しか寝ていなければ、思考にも影響を与えます。
頭がうまく回らない・・っていうときがあるとおもいますが、睡眠不足のせいかもしれません。
睡眠不足を解消することで、要らないミスを防ぐことはもちろん、健全な思考回路を保つことができます。
生き方がわからない40代。幸せになるための質問
- 「本当は何をしたいのか?」ゴールを考える
- 「本当は何をしたいのか?」を考える具体的な方法
- 今から思い続けてほしい一番大事なこと
- 生き方がわからない40代がするべきたった一つのこと
- まとめ:生き方がわからない40代は当たり前
「本当は何をしたいのか?」ゴールを考える
一番初めに、生き方がわからなくなった40代とそうでない40代の違いは、
「ゴール」
だとお話させてもらいました。
ゴールがなかったり、違う方向に進んでるので、「生き方がわからない」と悩んでるわけです。
そして、普段の生活でできる応急処置として、ネガティブなことを考えたら「きっと」をつけて考えてみることをおすすめしました。
ただ、それは応急処置なので、根本的な解決にはなりません。
もうおわかりだと思いますが、解決するには、ゴールを探す必要があります。
ゴールを探すために、あなたが自分自身にする質問は、
「本当はなにをしたいのか?」
です。あなたのゴールは何か?ということです。
これはあなたの今までの人生を逆転するための質問です。
お正月やお盆、夏休み等の長いお休みの時に、1日くらい使って考え抜きましょう。
それだけの価値がある質問です。
というのも、今この質問を考えずにスルーしたら、いずれ50代、60代になります。その時もおそらく「生き方がわからない」と悩んでるはずです。
「この問題を解け」みたいな数学の質問などではなく、これはあなたの人生にかかわる質問だからです。
だれもが一度は解いておかないといけない質問なので、今考えなければ、この先ずっと心の奥底で考え続けるはずです。
実は、二十歳ぐらいのときに一回は、このゴールを考えてるはずです。
「これからの俺の人生、どうしよう?」
軽く悩んだのか、一生懸命悩んだのかは別にして、「これからどうしよう」「ゴールは何なのか?」と考えてから、就職したはずです。
その時は、まだ二十歳くらいですから、会社の仕組みや社会のこと、親や友達のことなどほとんどわからないまま考えたはずです。
その考えたゴールが20年経って、だいぶいろいろなことを経験して理解してきて、色あせてきているんです。
ある人には、ゴール自体がなくなっているかもしれません。
またある人には、ゴールとは真逆の方向に進んでるかもしれません。
別なある人は、ゴールに向かって突き進んでるけどゴール自体が違った、幻想だったという場合もあります。
なので、今が、そのゴールをもう一度考えるタイミングになっているわけです。
そのことを、あなたの心が必至になって「生き方がわからない」と別な言葉を使ってあなたに訴えかけてるわけです。
「本当はなにをしたいのか?」
をもう一度考えてみましょう。
「本当は何をしたいのか?」を考える具体的な方法
では、具体的にどう考えればいいのか説明します。
この方法は、誰でも、何歳でも、いつでも、できます。
用意するものは、
- A4版の白い紙を10枚ほど
- 書くもの
- 赤いペン
やり方は、
- TVやスマホ、パソコンの電源を切る
- 深呼吸を5回する
- やりたいこと、したいことを書き出す
これだけです。
やりたいこと、したいことは101個書きましょう。
お金やしがらみなどは一切関係ないです。
何でもできるものと仮定して、やりたいことやしたいことを101個書き出すことです。
101個以上あれば、全て書き出しましょう。
ただし、物理的に無理だったり、今までに誰もやったことがないことはだめです。
例えば
- 火星に行く
- 恐竜時代にタイムトラベル
- 人と入れ替わる
などはだめです。誰かがやっていることで、あなたがやってみたいことを書き出すことです。
たとえば、
- 世界一周旅行
- 高級焼肉店で食べ放題
- アイドルと合コン
- 高スペックパソコンを買う
- 家を建てる
などです。
101個以上書き出せたら、その中で、一番やりたいことに赤ペンで丸をします。
それがあなたのゴールです。
今から思い続けてほしい一番大事なこと
ここで一番大事なことは、
あなたには無限の可能性がある
ということです。
40代だから・・・だから何ですか?
男だから、女だから・・・だから何ですか?
お金がないから・・・だから?
過去のあなたと、現在のあなたには何の関係もないです。
今これを読んでいるあなたが、考え方を変えるだけでいいんです。
お金はまったくかかりません。時間もかかりません。苦しいことも辛いことも何もないです。考え方を変えるだけです。
「小説家になりたいです」とお話された45歳の女性がいました。
相談に来られたときには、とても悲しげな苦しそうな顔をしていました。
はじめはいろいろと身の上話や、なんだかんだお話していました。
話の途中でわたしが「じゃあ、小説を書いたことがあるですか?」と聞くと、「大したものじゃない」と言いながら、すでにいくつかの作品を書いてるとちょっと嬉しそうに話してくれました。
「じゃあ、もう小説家じゃないですか!」
とわたしが言うと、彼女はきょとんとして、すぐに笑顔になりました。
「そうですよね・・うん、そうです」
彼女は、来たときとは別人のような顔をして帰っていきました。
すぐに、あるコンテストに応募して末席でしたが受賞されたという連絡が来ました。
司馬遼太郎先生も東野圭吾先生も、自分で小説家だと思っていたから、小説家なんです。
賞を取ったから、小説家になったわけではないです。
しかも、その前に何の仕事をしていたかなんて、全く関係はありません。
新聞記者だったり技術者だったり、銀行員だった大先生がたくさんいます。
常に、変わることができるんです。
過去はどうあれ、今のあなたの考え方を変えるだけでいいんです。
どうですか?楽しくなってきませんか?「人生に疲れた・・・」なんて言ってるヒマ、ありませんよ。
見方を変えれば楽しいことにあふれています。
生き方がわからない40代がするべきたった一つのこと
ここまで生き方がわからない40代がするべきたった一つのことについてお話ししてきました。
「本当はなにをしたいのか?」
これを、あなた自身に聞いてみてください。
「人生、何が楽しいのだろうか?」などとアバウトに聞くのではなくて、どうやったら、楽しいんだろうか?って考える事です。
ここでこの記事を読むことをやめて、次の3つの質問を考えてみましょう。
あなたはすべてのことをできると仮定して、アイデアが浮かんで来たらなにか白い紙にかけば大丈夫です。では、やってみましょう!
- 何があったら、たのしいですか?
- どうだったら、楽しいですか?
- どのような人生だったら楽しいですか?
・・・・
出来ましたでしょうか?
そして、いまかんがえたことを、A4位の紙に、大きく書いておきましょう。
「私は、〇〇すれば楽しい!」
そして、壁に貼っておくことです。いつも見る壁に。
これだけで、ちょっとずつ変わってくるはずです。
難しいことはないはずです。
考えるだけですし、紙とマジックとテープがあればイイだけです。
すべてただですから、すぐやってみましょう。
毎日見ていると、ばかばかしくなってくるはずです。
楽しくなる方法がわかってるのに、せっかく生きていてなぜそれをしようとしないのか?ってだんだん思いはじめるはずです。
歩いている先に100万円が落ちていたら拾いますよね。それと同じです。
まずは、その100万円が、あなたにとっては何かを考える事が大事ですね。
40代はとても大切な時期です。第2の人生とも言えます。
ワクワクドキドキする40代を過ごすために、このサイトでは、新しいスタートを切るための誰でもできるノウハウをお伝えしています。
あなたの毎日が、今以上の笑顔で満ちあふれることを祈っています。
まとめ:生き方がわからない40代は当たり前
この記事のまとめです。
- 40代で生き方がわからなくなるのは自然なことである
- 人は脳の省エネ機能で毎日同じ行動を繰り返してしまう
- 義務感や惰性で生きると心が疲弊し、やがて無気力になる
- 「本当は何をしたいのか」という質問が生き方再構築の鍵である
- ゴールが見えないことが人生に迷う最大の原因である
- ネガティブ思考は「きっと」という言葉で中和できる
- 真面目すぎる考え方が負のスパイラルを生む
- 応急処置としては気持ちを軽くする発想転換が有効である
- 根本解決には自分のゴールを明確にする必要がある
- 体と心は連動しており、まず体の健康を取り戻すことが大切である
- 食生活・運動・睡眠の改善が思考の安定に直結する
- ゴールを見つけるために「やりたいことを101個書き出す」方法が有効である
- 書き出した中で一番やりたいことが自分のゴールになる
- 人は考え方を変えるだけでいつからでも変われる
- 「私は〇〇すれば楽しい」と紙に書き出し、毎日目にすることで行動が変わる