「人生に疲れたな~」
「もう、何もしたくない」
「仕事から逃げたいけど・・・」
あなたは今、そう思ってるんじゃないでしょうか。
おそらく、無意識に「疲れた」っていう言葉を検索して、この記事を読んでいるはずです。
そうなると、あなたは今まさに、人生に疲れた時なんです。
わたしも、40歳になったときに「人生に疲れた」と思っていました。
なにもかもすべてが嫌になってしまった・・・よくわかります。
そこで、そんなあなたに元気になってもらうために、私がやった方法を紹介します。
誰もができて、とても簡単な方法です。
最後まで読んでもらえれば、こんな簡単なことが分からなかったんだと驚かれるはずです。
ぜひ、最後まで読んもらって、試しにやってみてください。
- 自己否定が強いと人生に疲れる
- まずは自己肯定感を高めること
- そもそも身体がつかれてるので癒やすこと
- 食事、運動、睡眠が大切
人生に疲れた時にはどうすればいい?
- 人生に疲れた時にやった方がいいと言われてること
- 人生に疲れたって思ってしまう原因は何?
- 人生に疲れた人の特徴
- 自己否定をまずなくしましょう
- 人生に疲れた時の本当の意味
人生に疲れた時にやった方がいいと言われてること
「人生に疲れた」「何もする気にならない」と思ってるときに、どうしたらいいのか、立ち直る方法をネットで調べてみると、
- 何もしない
- 本を読む
- 映画を見る
- 音楽を聴く
- 旅行に行く
- ショッピングをする
- 相談する
- 自己肯定感を上げる
- 価値感を見直す
- 小さなことから褒める
- 理想を下げる
などいろいろなことが勝手にかかれています。
でも「人生に疲れた~」って思ってるときに、旅行に行ったり映画見たり本を読む気になるわけないですよね。
そもそも、なにもかもしたくないわけです。
ましてや、自己肯定感を上げろとか理想を下げて価値感を上げるなんて、とてもむずかしいことは、鼻からやりたくないはずです。
わたしもおなじようなことを無理してやってみました。
ですが、まったく楽しくなくて、逆にもっと落ち込んでしまいました。
あたりまえですよね。
マラソンしていて途中で倒れてやる気が無くなってるのに、「もうちょっとだからがんばれ」ってやる気の押し売りをしているようなものです。
そんなときには、やさしく肩をたたいて休憩させてあげたほうがよっぽどましです。
なので、
- 人生に疲れたな~
- 何もしたくない
- 仕事から逃げたい
とおもったら、上に書いた方法を試さないでください。
それよりもまずは、何故そう思うのか?その原因や理由をしっかりと確かめることがたいせつになります。
人生に疲れたって思ってしまう原因は何?
「人生に疲れた」って思った時の原因は何でしょうか?
わたしのところに相談に来られた方に、お話を聞いてみると、皆さんが言うには、
- いじめられた
- 人から嫌なことを言われた
- 仕事してもお金がたまらない
- 毎日時間に追われて楽しくない
- すべてがマイナスに見えたり、聞こえたりする
- 将来が見通せない
という感じで話をしてくれます。理由は様々ですね。
ただ、これらは単なるきっかけです。
上にかかれてることが、日常的になんども行われることで、気持ちが滅入ってしまい「人生に疲れた」とおもってしまうんです。
では、そんな時に映画を見て心の憂さ晴らしをしたり、名言を読んで勇気をもらってもうまく立ち直れるでしょうか?
中には、映画や本を見て、その間はとても心が軽くなる人もいるかも知れません。
でも、日常に戻ると、ふたたび気持ちが落ち込むっていうのは、とても当たり前のことです。
まずは、原因をなくさないといけないのです。
ただ、それよりも前にやらないといけないことがあります。
それは、人生に疲れた人の特徴を見てもらうとよくわかります。
人生に疲れた人の特徴
「人生に疲れた」「何もしたくない」と思ってる人たちの特徴は、
- 自己否定が強い
- 完璧主義
- 思い込みが強い
という3つに集約されます。
もっと簡単に言うと、「自分はだめだ」といつも思っているんですが、すべてを完璧にしないと気がすまず、常にまわりからみられてると思ってしまう・・・というかんじです。
3つとも当てはまる人もいれば、1つだけの人もいますが、ほとんどのひとは自己否定が強いんです。
ですから、本や映画で一瞬、気持ちが良くなってモチベーションが上がっても、すぐに自分にダメ出しをしてしまうんです。
原因をなくす前に、自己否定をなんとかしないと、元の木阿弥になってしまいます。
まずは自己否定をする癖をなくすことです。
自己否定をまずなくしましょう
自己否定をするひとは、理想が高すぎる人です。
自分がなるべき理想の姿が高すぎるので、現在の自分がダメダメに見えてしまうのです。
ですから、理想の自分を下げましょう。というか、今の自分を認めてあげることです。
やることは3つ。
- 自分を褒める
- リフレーミング
- 感謝する
になります。
自分を褒める
嘘でもいいので、次の言葉を毎日、毎朝、5回位でいいので口に出しましょう。
夜寝る前には、1日の中でよかったことやがんばったこと、ほめられたことなど3つを思い出して日記に書きましょう。
リフレーミング
リフレーミングは、見方を変えて見ることです。
自己否定しそうになったら、
とおもって、良いところを探しましょう。
たとえば、上司に怒られた時に、見方を変えるとこうなります。
上司:「だめじゃないか。こんなミス、新入社員でもしないぞ」
あなた:「叱ってくれるということは、かなり期待してくれてるんだ。来年は昇進できるかな?」
感謝する
「ありがとう」を口ぐせにすることです。
怒られても、ミスを指摘されても、嫌味を言われても、まず感謝の言葉を口に出しましょう。
また、「すみません」はこれからの人生で、二度と言ってはいけません。
人生に疲れた時の本当の意味
自己否定の癖を直したら、次に原因を見ていきましょう。
「人生に疲れた」「なんか疲れた」「何もしたくない」と思ったときに、どうすればいいのでしょうか。
そう思ってしまう原因をもう一度並べてみます。
- 失敗とかいじめなどのきっかけがある
- 自己否定が強い
- 自分はだめだと思う
- さらに失敗やいじめが繰り返される
- どんどん自己否定が強くなる
こういう連鎖が、あなたのこころのなかで起きているんです。
かなり単純化していますが、はじめは単なる失敗とか、ちょっときつい言い方だったのではないでしょうか。
そのことに対して、過剰に反応してしまい、そこにおなじような失敗とか言い方などが繰り返されることで、どんどんと自己否定が始まってしまいます。
そういう状況になってしまうと、心のなかでは
- どうしたらいいんだろう?
- 何がいけないのか?
- なぜいつもダメなのか?
などと、何度も考え始めてしまいます。
でも、よく見てもらうとわかりますが、この質問は、何度も何時間もかけて考えても答えが出ないものばかりです。
失敗とか注意とか結果がうまく出ないことなどは、それぞれの状況で違いますよね。
それなのに、全部をひっくるめて「何をやってもおれはダメだ」「どうせわたしは何もできない」と思いこんでしまってるんです。
そもそも何をやってもダメな人なんて、この世の中にいません。
人それぞれできることはありますし、呼吸はできるし歩けるし話もできますよね。会社にも行けてるはずです。
でも、「何をやってもダメだ」と、自分の中で思い込んで、勝手に悩んでいるわけです。
この状態が長く続くと、まず、頭や脳がつかれます。そして、次に心が疲れて、最後は身体がつかれます。
その状態になってしまうので、「人生に疲れた」「なにもやる気にならない」「逃げ出したい」と思ってしまうんです。
だって、「何をやってもダメだ」と思ってるのですから。
それが、「人生に疲れた」のほんとうの意味なんです。
人生じゃなくて、身体がつかれてるんです。
つまり、今のあなたは身体がつかれてることに気づかずに、「人生に疲れた」と思いこんでしまってるだけなんです。
なので、自己否定の癖さえ治してしまえば、あとは、今の体の疲れを取るだけで、「人生に疲れた」感はなくなります。
人生に疲れた時にどうすればいい?まずやるべきたった3つのこと
- 体の健康を取り戻すとはどういうこと?
- じゃあ、疲れをとるって何をすればいいの?
- 体に良い食べ物とは?
- 体に負担がかかる食べ物は?
- 眠もとても大切
- 運動も大切
体の健康を取り戻すとはどういうこと?
「人生に疲れた」「やる気が無くなった」と相談しに来てくれた人たちに、「まずは体の健康を取り戻しましょう」というと、
って、よく怒られました。
もちろん、なにかの病気になってるとか、健康診断で異常な数値が出ていると言ってるわけではないんです。
「健康をとりもどす」と言っても、「病気をなおそう」って言ってるわけじゃないんです。
身体や心にに溜まってる疲れを、まずは取り除こうと言いたいんです。
「病は気から」とか「心頭滅却すれば」とか言われてるように、身体と心は密接につながっています。
疲労が積み重なっている結果が、今のあなたです。
きっかけは人それぞれですが、毎日悩んでしまうことで疲れが取れなかったり、体がしゃっきりしていない毎日が続いてしまいます。
脳は眼の前のことしかわかりません。
なぜ身体から疲れが取れないのか?と考えると、「何をやってもダメだ」からだと勝手に思ってしまうんです。
その結果、「人生に疲れた」っていう気持ちが自然に出てきます。
勝手に理由をくっつけてしまうんですね。
そんな状態の心は健康ではないです。
繰り返しますが、健康を取り戻すとは、身体と心から疲れを取るということです。
じゃあ、疲れをとるって何をすればいいの?
疲れを取るときいて思い出すことは、
- 温泉
- お風呂
- リンパマッサージ
- 足マッサージ
- 栄養を取る
- ビタミンを採る
などでしょうか?それぞれに効果はあります。
ただ、根本的に疲れを取るには3つの方法しかありません。
それは、
- 食事
- 睡眠
- 運動
です。
人間の生活の中で、一番基本的なところです。
この基本のところから疲れを取っていきましょう。
疲れを取る食事とは?
疲れを取る食事とは、次のような感じです。
- 1日3食、きちんととる
- 野菜、タンパク質、脂肪、糖質などをバランスよく食べる
- よく噛んでたべる
などです。
現代社会では、ファストフードですましてしまったり、短時間ですましたり、食べずに仕事をしてしまう時があります。
なるべく、規則正しい生活になるように、心がけるのが基本です。
参考:栄養・食生活(厚労省)
体に負担がかかる食生活は?
逆に、体に負担がかかる食生活は、
- お酒
- タバコ
- カフェイン(コーヒー、お茶など)
- 過剰な糖分
- 過剰なダイエット
などです。
このようなことを続けていると、次第に体が疲れていきます。
参考:国立循環器病研究センター
睡眠もとても大切
体の疲れを取るのには、睡眠もとても大切です。
寝不足とか、いわゆる睡眠負債というものがあると、なかなか身体から疲れを抜き取れません。
いつも眠い感じだと、身体がつかれてるのが通常の状態になって、良いパフォーマンスを出すのが難しくなります。
良い睡眠のためには、一般的に次のようなことが言われています。
- 毎朝、日光を浴びる
- 寝る2時間前にお風呂に入る
- 寝る前のコーヒーやアルコールは避ける
- 寝る前のスマホやPCは避ける
- ゆっくり寝れる時間を確保する
などが考えられています。
どれも大切なのですが、いちばん簡単なものは、毎朝日光を浴びることです。30分くらいでいいと言われています。
運動も大切
運動をすることも、とても大切です。
心の中のつかれをなくすためには、運動がいちばんです。
過激なスポーツや筋トレなど、頑張らなくてもいいです。
30分のウォーキングとか、ジョギングなど、軽めの運動をすることで、心身ともに健康に保つことができます。
身体と心の疲れを取ったら?
こうやって身体から疲れを取ったら、旅行に行ったり、映画や本を読んだり、自己肯定感を上げていきましょう。
本当に、今の生活、今の気持ちから脱出したいのでしたら、まずは疲れを取ることをやってみてください。
このまま、いやな気持で残りの人生を過ごすのか、それともちょっと工夫をしてあたらしい人生に踏み出すのか、それはあなた次第です。
ただ、一つだけ覚えておいてもらいたいのは、あなたの人生はあなただけのものではありません。
親、子供、伴侶、周りの人・・・多くの人とかかわっているのは事実だと思います。
あなたがマイナスの気持ちでいることによって、相手にもマイナスの気持ちを与えていることを忘れないでください
まとめ:人生に疲れた40代がやるべきこととは?
この記事のポイントをまとめます。
- 「人生に疲れた」は身体的、精神的な疲労の蓄積が原因
- 自己否定が強い人は「人生に疲れた」と感じやすい
- 自己否定の癖を直すために自分を褒める、リフレーミング、感謝することが重要
- 体の健康を取り戻すことが「人生に疲れた」状態からの回復に必要
- 食事は果物、野菜、良質なタンパク質、良質な脂肪を取り入れる
- 体に負担がかかる食べ物は避ける(お酒、タバコ、カフェイン、砂糖など)
- 良い睡眠を取ることが疲れを解消するために重要
- 週に3回程度の有酸素運動で心身の健康を促進
- 疲れを感じた時は映画、本、旅行などの一時的な対処ではなく、根本的な生活改善が重要
- 人生に疲れた時は食生活の見直し、良い睡眠、適度な運動から始める
- 自己否定を減らし、体の疲れを取ることが「人生に疲れた」感覚からの脱出に効果的
- 人生に疲れたと感じるのは環境よりも食生活に大きく影響されている